心にナイフをしのばせて
2010年06月28日
凶悪な少年犯罪を犯した人間がその後どんな人生をたどっていくのか
どうせろくな人生を歩まない
と、願いたいのは偽らざる気持ちだ。
しかし、この本で書かれている「彼」は
友人の首を切り落とした稀に見る凶悪な犯罪を犯したにもかかわらず
現在、弁護士として活躍している。
いったい「彼」は
刑事裁判でどんな弁護を
面の皮を厚くして行っているのだろう?
そんな想像にかきたてられる本である。
この本では実際に当の「彼」に接触している
詳しくは話さないが、期待通りの不愉快な展開が待っている。
どうせろくな人生を歩まない
と、願いたいのは偽らざる気持ちだ。
しかし、この本で書かれている「彼」は
友人の首を切り落とした稀に見る凶悪な犯罪を犯したにもかかわらず
現在、弁護士として活躍している。
いったい「彼」は
刑事裁判でどんな弁護を
面の皮を厚くして行っているのだろう?
そんな想像にかきたてられる本である。
この本では実際に当の「彼」に接触している
詳しくは話さないが、期待通りの不愉快な展開が待っている。
女という病
2010年06月26日
この本は女性が女性という性ゆえに
犯してしまった犯罪を綴っている。
作者は買い物依存症で、ホストにはまり、整形にはまった
あの中村うさぎである。
あの作者らしく様々な事件周辺と自分を重ねる。
12歳の少女が同級生を殺す佐世保の事件は
まさに女が犯した犯罪。
小学生でも女は女と感じ、そして恐ろしい気持ちになる。
犯してしまった犯罪を綴っている。
作者は買い物依存症で、ホストにはまり、整形にはまった
あの中村うさぎである。
あの作者らしく様々な事件周辺と自分を重ねる。
12歳の少女が同級生を殺す佐世保の事件は
まさに女が犯した犯罪。
小学生でも女は女と感じ、そして恐ろしい気持ちになる。
日本経済の真実―ある日、この国は破産します
2010年06月24日
あんまり、ポリティカルスタンスのはっきりした本は
紹介したくないのだけれど
現在の社会の経済状態を端的に分かりやすく紹介しているため紹介する。
はっきり言えば
節々に誤謬があり
補足的に自分の中で考えを埋めていかなくてはいけないが
総じてマクロ経済をうまく説明できていると思う。
そして、だからこそ、
麻生政権のマスコミに批判されたバラマキと
前首相のバラマキの質の差が
浮き彫りになるように思う。
(この本では麻生政権の政策を少しもほめていないが)
現政権へのエールにも感じられる一冊である。
紹介したくないのだけれど
現在の社会の経済状態を端的に分かりやすく紹介しているため紹介する。
はっきり言えば
節々に誤謬があり
補足的に自分の中で考えを埋めていかなくてはいけないが
総じてマクロ経済をうまく説明できていると思う。
そして、だからこそ、
麻生政権のマスコミに批判されたバラマキと
前首相のバラマキの質の差が
浮き彫りになるように思う。
(この本では麻生政権の政策を少しもほめていないが)
現政権へのエールにも感じられる一冊である。
学校へGO!
2010年06月22日
5年以上前のネットの有名人が
7年前に出した本である。
当時、よく見ていたサイトの管理人ばかりということを割り引いても
愉快な本である。
特に以下は名言である。
「高校時代と同じように、
社会人になって女の子と同じ空間にいようとキャバクラに行けば、
いったいくらのお金が必要だ?
高校時代を無駄に過ごすな!」
・・・素晴らしい。
7年前に出した本である。
当時、よく見ていたサイトの管理人ばかりということを割り引いても
愉快な本である。
特に以下は名言である。
「高校時代と同じように、
社会人になって女の子と同じ空間にいようとキャバクラに行けば、
いったいくらのお金が必要だ?
高校時代を無駄に過ごすな!」
・・・素晴らしい。
友がみな我よりえらく見える日は
2010年06月20日
人は自分と他人を比べたがる。
そして、落ち込んでいるとき、
自分よりも不幸な人間を見るとホッとする
そんな身も蓋もない側面を持つのが人間だ。
しかし、出口の見えない不幸な人を見てしまったときに
ホッとするかというと、そうでもない。
どうしたらいいのか、立ちすくんでしまう。
この本はそんな出口のない境遇に出会った人たちをつづっている。
健康に働いていた社会人がいきなり盲目になってしまう。
40を過ぎても、その容姿のおかげで、まともな交際のできない女性
読んでいるとき、否応なく
そんな境遇を知ってしまったときの
自分の気持ちを見つめてしまう。
そして、落ち込んでいるとき、
自分よりも不幸な人間を見るとホッとする
そんな身も蓋もない側面を持つのが人間だ。
しかし、出口の見えない不幸な人を見てしまったときに
ホッとするかというと、そうでもない。
どうしたらいいのか、立ちすくんでしまう。
この本はそんな出口のない境遇に出会った人たちをつづっている。
健康に働いていた社会人がいきなり盲目になってしまう。
40を過ぎても、その容姿のおかげで、まともな交際のできない女性
読んでいるとき、否応なく
そんな境遇を知ってしまったときの
自分の気持ちを見つめてしまう。