友がみな我よりえらく見える日は

2010年06月20日

人は自分と他人を比べたがる。
そして、落ち込んでいるとき、
自分よりも不幸な人間を見るとホッとする

そんな身も蓋もない側面を持つのが人間だ。

しかし、出口の見えない不幸な人を見てしまったときに
ホッとするかというと、そうでもない。
どうしたらいいのか、立ちすくんでしまう。

この本はそんな出口のない境遇に出会った人たちをつづっている。

健康に働いていた社会人がいきなり盲目になってしまう。
40を過ぎても、その容姿のおかげで、まともな交際のできない女性

読んでいるとき、否応なく
そんな境遇を知ってしまったときの
自分の気持ちを見つめてしまう。




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Posted by jeyson at 23:05│Comments(0)実録もの
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