サルになれなかった僕たち

2010年03月07日

以前取材した企業の社長さんで非常に印象に残っている言葉がある。
「成長するのは、もういいかな。自然体で運営したい。」
他ではマネのできない、できるとしたら超大企業ができるかどうかという独自技術を持つ企業の社長さんの言葉だ。

この本は、その言葉とはまったく逆の連中の体験だ。
ニューヨークの年収1000万円軽くを超える金の亡者が、どうやって金を生み出すのかを生々しく綴っている。
最後に筆者が常識を取り戻す瞬間が印象的だ。

残業続きのガラスに映った自分の姿を見る。
ズボンを脱いで下半身をいじっている姿を。



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Posted by jeyson at 10:32│Comments(0)実録もの
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